だいぶ肌寒くなってきました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は、鍼灸師の試験で出る「六部定位脈診」の覚え方についてです。
黒本の中で「N(エヌにアンダーバー)」を二筆書きした順に六臓六腑が並んでます、と書きましたが、時々「意味がよく分かりません」というお問い合わせを頂きますので、再度説明を記載しちゃいます。。
本では文章なのでややわかりにくいかも知れませんが、要するに上の図の通りです。
両手を前に出し、一筆目(1~4)でNを書き、二筆目(5~6)で_を書きます。
この順序通りに六臓六腑が並んでいるので、「N」の1文字を覚えさえすればよいのです。
六臓(沈):(1)肝 (2)心 (3)脾 (4)肺 (5)腎 (6)心包
六腑(浮):(1)胆 (2)小腸 (3)胃 (4)大腸 (5)膀胱 (6)三焦
このように、図やイメージを活用することにより、覚えやすく忘れにくい記憶とすることができる場合がありますから、自分でも色々と工夫してみてくださいね。
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